東京日記

東京の気になったものについて書いてます。『東京写真10選』全100編公開中

東京写真10選その48(戸越・戸越銀座編)

こんばんは一流です。今日は東京一の商店街を誇る戸越の街をぶらりと歩き気になったものを写真10枚でご紹介します。見てね〜。

 

 

 

 

 

東京で一番長い商店街の戸越銀座にやってきました。三つの商店街が連なる全長は1.3kmにもなる長い通りです。今では全国にある○○銀座と呼ばれる商店街の第一号の場所だそうです。400を超える店が立ち並びいつでも多くの人で賑わいを見せているエリアですね。都営浅草線戸越駅東急池上線戸越銀座駅が最寄となり、両駅は徒歩圏内にあり連絡駅としても使われています。商店街付近をひたすら歩いて見つけた気になるものの写真を10枚ご紹介しますのでご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

1.

 

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まずは戸越銀座駅からご紹介します。

なんともオシャレな駅ですね。木組みのホームに加え「戸越銀座駅」のフォントも可愛らしくて洒落っ気があります。2016年に90年ぶりのリニューアルがされたばかりの新しい駅舎です。90年ぶりってすごいですね。東急池上線の前身である池上電気鉄道は1914年に開業しており、この沿線沿いはどこも長い歴史を持っている駅が多いです。そんな駅をあえて木造でリニューアルした背景には東急と戸越銀座商店街の連携がありました。この駅の利用者は商店街の客だけではありません。周囲に住宅街も多いこの地域に住む人たちに愛される駅舎を目指し現在の形となったとのこと。23区内であっても住む人が減ってるエリアは増えており、各交通機関も地域との協力が不可欠な時代になりつつあるようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2.

 

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そんな戸越銀座駅前にあるまち歩きマップです。

可愛らしい絵柄で戸越銀座周辺のお店や公園などが解説されており、今回の散歩でも参考にさせていただきました。そんなマップですが気になった点が一つあります。右上の部分をよく見ていただけますでしょうか。電車に近づいて写真を撮る2名の男性とそれを止めようとしている男女がいます。このあたりにはマナーの悪い撮り鉄がいることで有名なのでしょうか?敢えてマップに描きこむところを見ると相当気にしてるようにも感じます。駅の北側ちょうどマップに描かれているあたりを歩いてみると電車がスレスレのところを走る道を見つけることができました。写真を撮ってる人はいませんでしたが撮影スポットなのかもしれません。マナーを守っての撮影を心がけたいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3.

 

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虎なのか猫なのかよくわからないキャラクターを見つけました。

こちらは戸越銀次郎という戸越銀座のマスコットキャラクター。商店街の至る所で彼のオブジェやポスターなどを見かけることができました。もともと商店街を歩いていた野良猫だったところ、スカウトされ街の発展に一役買っているようです。買い物やピアノ演奏といった野良猫だったとは思えない趣味をしているようで過去が気になりますね。戸越にいるということから語尾は「〜でゴシ」だそうです。すごい訛り。たまにイベントで商店街に出現するらしいのでいつか会って話を聞いてみようと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4.

 

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商店街の整体のお店に宇宙の帝王がいました。

フリーザ様に整体なんてされたら体中の骨という骨が粉微塵になりそうですが大丈夫なんでしょうか。しかもよく見ると「寝違えました....」「おまかせください」というセリフをフリーザが一人で両方とも発しています。これだけ見ると相当やばい人みたいになってますが、やっぱり悟空に負けておかしくなってしまったんでしょうか。戸越でフリーザの精神状態を心配することになるとは思いませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

5.

 

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巨人のシチューハウスという名前のお店を見つけました。

これは気になる店名ですね。商店街のスタート地点にあるシチュー屋さんですが、巨人という名前はオーナーさんが由来でした。この店ではアイルランドの伝統的な家庭の味であるシチューを提供しているらしく、アイルランド人である店長のアランさんの身長が2mもあることからこの店名になったのだとか。その味の評判はかなり高く、2015年にオープンしたばかりにも関わらず多くのテレビ番組の取材も受けているみたいです。アイルランド料理ってなかなか食べる機会がないと思うのでこういうお店は貴重ですね。戸越商店街のお店のレパートリーの広さを表しているとも言える場所です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6.

 

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アンパンマンの自販機がありました。

この商店街の周辺ではいくつか見かけることができました。あまり他の場所では見たことないのですが、やっぱり商店街を訪れるファミリー向けにといったところなんでしょうか。中の飲み物も全てアンパンマン仕様になっている子供には嬉しい自動販売機です。ですが、飲み物を取り出す際にアンパンマンの腹部をこじ開けなければいけない構造はもう少し何とかならなかったんでしょうか...。他人のために頭も差し出し腹部も開けるアンパンマン、自己犠牲の塊ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7.

 

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またまた整体院の看板です。

なにわろてんねん。腕折れてるのにニッコニコじゃないですか。こわい。

と思ったのですが、これは怪我をした後に包帯を巻いてもらった(治療をしてもらった)のでニコニコしているという意味みたいです。物事はいろんな面から見つめないといけません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8.

 

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宮前坂広場というところに来ました。

何にもないスペースです。公園ではないので遊具もなく、かといって広場と呼べるほどのスペースもありません。何をするにも中途半端な広さの空間になってしまっています。商店街周辺は住宅街が広がりますが坂が多いこともあり広い敷地の公園は戸越公園あたりまで行かないとありません。せめてものスペースということの広場なのかもしれません。土地柄に苦労している様子が見える広場でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

9.

 

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土地の確保に苦労しているというとこんな写真も。

このとごし幼稚園という幼稚園は駐車場の屋根の部分に作られています。これもまた珍しい構造ですね。園内に入るにはかなりの階段を登らないといけないようで園児や保護者の方は少し大変そうです。戸越銀座商店街は平たい道ですがそこから横方向へ進む道はほぼ全て上り坂になっている構造が広がっています。商店街が谷底にあるような感じですね。平たい長い道があることで立派な商店街が生まれた反面、谷の上に広がる住宅街は様々な工夫を凝らして対応しているようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10.

 

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どこかもの寂しげな視線を感じました。

戸越銀次郎以外にもまたもや見たことのないマスコットキャラクターがいました。下がり気味の眉毛がいい味出してますね。この建物はケーブルテレビ品川の本社ビルで、東急傘下の品川区のローカルテレビとして色々な情報をお届けしているみたいです。このキャラクターはケーブルテレビ品川のマスコットキャラクターのシナガワン。わかりづらいですが犬らしいです。品川生まれということでお腹にある黒い四角三つが「品」、見えませんが背中にある三本の線が「川」を表しているとのこと。カラフルで模様も入っていますが戸越銀次郎と色被りしてしまっているのがちょっと惜しいですね。でも可愛さのベクトルが違うので彼とも会える機会があればぜひお会いしたいところです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ということで戸越商店街を中心に10枚の写真をお届けしました。

次は色々と振り回されているあの街に行きたいと思います。お楽しみに。

 

 

 

 

 

おわり