こんばんは一流です。
すっかり年の瀬ですが、まだまだこの企画は続きます。今回ご紹介するのは都心の穴場代々木と南新宿です。
年内最後の更新となるでしょうか。もう一回くらい更新したい所ですので頑張って歩きます。写真10枚で東京のあらゆる街を紹介するこの企画、三日坊主の私の割には結構しっかり続いています。このまま全ての街を制覇するつもりで攻めていきます。
今回ご紹介するのは代々木と南新宿です。代々木は言わずと知れた新宿の隣駅ですが、注目すべきは南新宿駅付近の方です。東京屈指の穴場ポイントであるこの街で見つけた渾身の10枚をご覧ください。
1.
まずはTHE・代々木って感じの一枚からスタートです。
代々木の象徴といえば何と言ってもこのドコモタワーが挙げられます。ドコモの自社ビルであり、一般人の立ち入りは出来ません。上半分の階段状になっている部分は実は空洞で、アンテナを囲む外壁だけのハリボテ構造らしいです。高さは272mとビルとしては東京で最も高く、新宿付近のあらゆる場所から眺められるランドマークとなっています。
2.
2枚目にしてなんと隣の駅に来てしまいました。今日のメインはこちらです。
南新宿駅と聞いてピンと来る方は少ないのではないでしょうか?小田急線で代々木の一つ隣の駅ですが、新宿と代々木が徒歩圏内という立地にも関わらず一日あたりの利用者は支線含め小田急線の中で最も少ない3782人と驚異的な地味さを誇ります。
巨大駅に近すぎるが故に「ここ使うなら新宿or代々木使うわ」と利用者から敬遠されてしまう悲しい運命を背負った駅なのです。代々木の通りを一本裏に入るだけで広がる南新宿のディープな世界を次よりご覧ください。
3.
駅近のコインランドリーです。
ドアもなくほぼ野ざらし状態のこじんまりとしたランドリーです。ちょっと郊外ならありふれた光景なのかもしれませんが、何と言ってもここは新宿から徒歩圏内。ここで洗濯が終わるのを待ちながらふと外を見ると目に入る新宿の摩天楼を想像するとなんだか不思議な気分になれそうです。
4.
ハンバーガー屋の看板です。
世界共通デザインのマークかと思いました。非常にわかりやすいマークですね。降りる人自体が少ないこの街では細かいメニューやら値段を書くより、インパクト重視のデザインでお客さんの心をキャッチするという手法が取られているようです。穴場の街ならではの可愛らしい工夫でした。
5.
駅近にあるリサイクルショップです。
すんごい物量ですね。棚が重みで崩壊しかかっています。店の備品なんだか売り物なんだか区別がつかない状態ですね。「お気軽にお入りください」と書いてはあるものの、入るにはなかなか勇気がいりそうです。でもこういう店ほど意外と掘り出し物があったりするのかも...しれません。
6.
町内会のハロウィーンの催しのチラシです。この付近の掲示板の何箇所かで見かけましたが撮影日は12月初旬。10月7,8日のイベントのチラシが貼りっぱなしです。9箇所もテープを貼ってガチガチに固めている割には剥がすのを忘れているようですね...。南新宿の町内会頑張ってください。
7.
大蔵大臣の看板です。急にどでかく出て来るのでちょっと面白かったです。一般的に大蔵大臣といえばかつての財務大臣の呼称ですが、これは応研株式会社の本社ビルです。応研といえば西郷隆盛がキャラクターの会計ソフト「大蔵大臣」のCMを見たことある方もいるかもしれません。本社の名前よりもソフトの名前を全面に押し出す看板を出しているとはソフトに相当の自信があるようですね。
8.
幅員狭しの看板です。大通りから小道を曲がりしばらくしたところにあるのですが、途中に置くなよと思ってしまいました。ここからでは引き返すのも大変そうです。南新宿駅付近はとにかく非常に道が狭い上に入り組んでいます。住宅街なので目立つ建物もなく、土地勘がなければすぐに迷ってしまいそうになります。そういう時は新宿の高層ビル群を目安に脱出を試みましょう。
9.
南新宿にあるレストランです。洋食のレストランが取り扱っている料理の国の国旗を掲げていることはよくありますが、なんとここはフランス、イタリア、スペインの三つの国旗を掲げています。気になりますね。この付近は海外食のレストランが多いように感じまいした。この店のようなヨーロッパ食やベトナム、カンボジア、インド、中華などのアジア料理屋も充実しており様々な国の料理を味わえる面白い住宅街です。
10.
組み上げ式の井戸がありました。かつて上野・入谷編でも井戸を紹介したことがありましたが、あれは現在使われていない昔の名残のようなもの。これはまだ現役バリバリで使われているように見えます。私があまり見たことないだけでこういう住宅街にはまだ意外に残っているのかもしれませんね。一度使ってみたいものです。
ということで代々木と南新宿エリアをお送りしました。
こういう穴場、まだまだ見つけていきたいと思います。
おわり