東京日記

東京の気になったものについて書いてます。『東京写真10選』全100編公開中

東京写真10選その4(銀座・有楽町編)

こんにちは一流です。

ちょっと更新をサボってましたので更新します。

東京の街を10枚の写真だけで紹介する企画第4弾です。

 

今日は皆さんご存知高級ショッピング街の銀座と有楽町をご紹介します。

 

 

 

 

銀座・有楽町といえば言わずと知れた日本を代表するショッピング街です。

高貴なおばさま方や海外からの観光客などが日々ブランド品を買い漁る庶民の憧れの地ですね。最近では東急プラザやGINZA SIXなど新たな商業複合施設も開業し勢いは全く衰えておりません。

その辺りのことは昼の情報番組の特集にでも任せて今回も私が気になったものだけを写真10枚で紹介していきます。

 

では1枚目からどうぞ。

 

 

 

 

 

1. 

 

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数寄屋橋交差点にある交番です。

おしゃれなレンガ造りの外観ととんがった屋根が特徴です。屋根に刺さるピンのような装飾は、設計時に建築家が模型の屋根に刺したまち針が元。ただの目印として模型に刺したまち針が当時の警視総監に気に入られそのままの形で建造されたというエピソードはトリビアの泉でも紹介されたことがあります。可愛らしい銀座のシンボルとなっているこの交番ですが、実は現在建て替えの計画があるとの事です。外観が変わってしまうかはわかりませんが、できれば残して欲しいですね。

 

 

2.

 

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東急プラザの屋上です。

すみません。有名スポットに来てしまいました。でもここってEXILE的な人たちが夜な夜な酒と女を集めて遊ぶタイプの場所に見えまよね。最近そういうMVが海外アーティストでも多いですけど実物のそういう場所を見たことなかったんで思わず写真を撮ってしまいました。実際は何に使ってるのかわからないですけど、足を滑らせて水の中に落ちる銀座のおばさまとか見れたら普通に楽しそうですね。

 

 

 

3.

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スケボー禁止の看板です。

一見何の変哲もありませんが、ポイントは禁止の理由がしっかり書いてあることです。銀座ともなると「なぜ禁止なのか」という理由までしっかり書いてくれます。何か余裕みたいなものを感じますね。ただ肝心の理由の二つ目が『・施設が壊れるなど』とちょっと投げやりになっているところもまた人間臭くて良いです。

 

 

4.

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3の画像と同じ数寄屋橋公園にあるオブジェです。

ご覧のように岡本太郎氏のデザインした時計台です。時計台なのに時計が改修中で時間を確認できませんでした。夜になると時計やニョキニョキしたツノが光るらしいです。岡本太郎の作品って光るんですね..。改修された時計がどんな光り方をするか注目ですね。

 

 

 5.

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一見何の変哲も無い道路の写真ですが、通学路の標識に注目です。銀座の通りも通学路として使用している羨ましい子供がいるんですね。調べてみると数寄屋橋交差点の近くに一つ小学校があるようですがその通学路でしょうか。こんなところを小さな頃から歩けるような人生を歩みたかったですね。絶対に大逆転してやろうな、人生。

 

 

 

6.

 

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ポストです。珍しいグレーの色をしています。日本のポストの色は言わずもがな赤色ですし銀座ももちろん基本的にはそうなのですが、通りの景観保護を目的としてグレーと緑のポストが1つずつだけ設置されています。たった2つで景観を保護できるのか疑問ですが、銀座を訪れた際はちょっとポストを気にしてみると面白いかもしれません。

 

 

7.

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銀座にある某銀行のATMです。日曜の昼間、大通りに面している銀行だというのに誰もいません。そうです。つまりこれは銀座で買い物をするような人間は現金を卸さないということを表しています。確かにチマチマ数万円現金を持ち歩いたところで銀座で本当に買い物をしようとすれば一回の会計で消えてしまうでしょうし、主流はやはりカード払いなのでしょう。高級街の銀行に人は来ないというのは新たな発見でした。

 

 

 

8.

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静岡新聞のビルです。ここまで来るともう有楽町よりは新橋の方が近いのですが住所は銀座8丁目なので大目に見てください。真ん中にある柱から各フロアが飛び出るような特異な構造をしています。これは1950,60年代に提唱されたメタボリズム(新陳代謝)と呼ばれる建築運動から思想を取り入れたもので、その名の通り古くなったフロアを新しいものと取り替え、社会の変化に適応することを目指した作りとなっています。(実際には取り替えられませんが)

この近くにはメタボリズムの最も有名な代表例の1つである中銀カプセルタワーもありますね。最近はツアーなども行われ人気が再燃しているようです。

 

 

9.

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ビルの看板です。ものすごい量のお店が入っているのがわかります。そしてそのほとんどがクラブ、スナック、サロンです。銀座の大人の世界がギチギチに詰まっていますね。何十年という歴史の中で銀座のこのビルの中だけで一体どれほどの人間ドラマが起こり、終わっていったのでしょうか...。いつか夜の銀座で遊べるような大人になったらその疑問も少しは解消するでしょうか。

 

 

10.

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最後に触れるのは銀座の看板についてです。これも景観のためか銀座の通りにはこの写真のような看板が多く設置され自分が今何丁目にいるのか一目でわかるようになっています。問題は時々この看板の上に猫が座っていることです。その時は大抵道ゆく人々がスマホを片手に看板近くに集まっているので遠くからでもよくわかります。一見可愛らしい光景なのですが、実は非常に裏のある話ということが数年前から叫ばれています。確かに猫がこの形の看板にたまたま自分で乗ってくつろぐのは不自然な気もします。詳しい話は「銀座 猫」とでも検索すれば色々出てきますが真実がなんにせよ銀座という観光地をこういう形で利用する人がいるというのもまた事実のようです。

 

 

 

 

ということで有楽町と銀座をご紹介しました。

買い物だけじゃなくて通りにも注目してみると色々と面白い街です。

 

次はそんなに有名じゃない街に行こうと思いますのでまた今度。