東京日記

東京の気になったものについて書いてます。『東京写真10選』毎週月曜21時から更新中。

東京写真10選その93(亀有・綾瀬編)

こんばんは一流です。今日は亀有と綾瀬の街を歩いて気になったものを写真10枚でまとめてみました。みんなおいでよおれたちの街へ。

 

 

 

 

葛飾区から亀有、足立区から綾瀬の街を歩いてきました。なんと言ってもこち亀で有名な亀有は、鉄道でいうとJR常磐線亀有駅が最寄となります。この辺りには新宿(にいじゅく)という地名があり、もともとは新宿駅(にいじゅく駅)が作られる予定だったそうですが、色々あって亀有の街に駅ができました。もしかしたら新宿駅といえばここだったという世界があったのかもしれないと思うと面白いですね。隣の綾瀬駅葛飾区と足立区の境にあり、こちらは常磐線のほか東京メトロ千代田線も通り相互直通運転が行われています。知名度は抜群の亀有と綾瀬の街を歩いて気になったものを写真10枚でまとめましたのでぜひご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

1.

 

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まずは亀有といえばこちらでしょう。

2016年に40年に及ぶ連載に幕を閉じたこちら葛飾区亀有公園前派出所、略してこち亀はその名の通り亀有を舞台としています。駅を出るとすぐに公園前派出所に勤める両さんと中川と麗子がお出迎えしてくれます。亀有は街をあげてこち亀をアピールしており、駅周辺に両さんをはじめとしたキャラクターの銅像が15個もあります。この写真の像は最も新しく2016年に作られたものです。よく見ると両さんの足元のプレートの上に大原部長もいるのがわかるでしょうか。なかなか芸の細かい像ですね。どれも駅から近い場所にある上キャラクターの個性が出ている像となっているので亀有に訪れた際には15体をコンプリートするのも面白いかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

2.

 

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交番がありました。

葛飾区亀有公園前派出所という派出所(今は交番と表記するのが正確ですが)は実際にはありません。亀有公園という公園は本当にありますが、公園前には交番はありません。最も場所として近いのがこの亀有駅北口交番です。かつてはここがモデルなのかと噂になったこともあるらしいですが、作者の秋本治氏によれば連載開始時この交番の存在は知らなかったとのこと。ですがこち亀の派出所と見た目はかなり似ているような気がします。漫画と違って破壊されたり爆発したりはしていないようで安心しました。亀有に来たことが無い方でも、ついどこかのこち亀の匂いを探してしまうあたりやはり偉大な漫画だったと改めて認識させられました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3.

 

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商店街の街灯が気になりました。

亀有駅前から続く亀有中央商店街の街灯ですが、写真だけ見ると特に何の変哲も無いように見えます。しかし注目して欲しいのは緑色の街灯の隣に付いている装置です。下の細長いものは監視カメラっぽいですが、上の装置はマイクになっているようでここからラジオの音声が流れていました。調べてみるとこれは亀有中央商店街振興会が流している亀ラジというラジオのようで、パーソナリティがリクエストされた音楽を流す一般的なラジオ形式の番組が流れていました。駅前の一つの商店街単位でラジオを流しているって結構珍しいですよね?私が知らないだけかもしれませんが、今まで歩いて来た商店街では聞いたことがなかったのでなかなか新鮮でした。ラジオを聴きながら街を散策するというのも乙なものですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4.

 

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葛飾区郷土と天文の博物館です。

少し亀有駅からは離れていますが前から気になっていたので来ちゃいました。こちらは葛飾区が運営する博物館で、葛飾区の歴史とその郷土に関する展示と天体に関する観測装置やプラネタリウムなどが設置されています。前に築地を歩いた時に中央区立郷土天文館(タイムドーム明石)をご紹介しましたが、あれの葛飾区版と言ったところでしょうか。

東京写真10選その49(築地・築地市場編) - 東京日記

特に郷土に関する展示では古くから周囲を江戸川や荒川に囲まれていた葛飾の土地の歴史を様々な観点から見つめ直すことができます。柴又八幡神社から出土した古墳から明治・大正期の暮らしの様子など葛飾区民でなくとも興味深い展示が充実していました。プラネタリウムは2018年6月にリニューアルしたばかりで大迫力の映像が楽しめます。葛飾区の隠れた名スポットですので興味のある方はお散歩がてら行ってみましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5.

 

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そんな郷土と天文の博物館の目の前にある公園が気になりました。

こちらは曳舟川親水公園です。亀有から四ツ木にかけての3kmに伸びる親水公園となっており、水遊びができるスポットとなっています。曳舟川は江戸時代に作られた葛西用水という灌漑用水路の葛飾区から墨田区にかけての区間に付けられた名です。以前曳舟を歩いたことがありましたが、あの地名の名前の由来がこの曳舟川でしたね。

東京写真10選その71(押上・曳舟編) - 東京日記

現在曳舟川は埋め立てられ現存しませんが、葛飾区のこの区間は人工的に水の流れを作り、曳舟川親水公園として生まれ変わりました。水生生物やザリガニなども生息しておりかつての自然を取り戻しています。荒川や江戸川が流れる23区東部ではこのようや道に沿った親水公園を見かけることが多いですね。個人的にはすごく落ち着く場所です。こういうとこで子供時代を過ごすのも楽しかっただろうなとか思っちゃいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6.

 

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カラオケの部屋が気になりました。

カラオケですよこれ。いかがわしくはないですよ。スターコートという亀有駅前にあるカラオケなのですが、部屋のクセがすごいですね。ピータパン、ロミオとジュリエットオリエント急行殺人事件赤毛のアン源氏物語オペラ座の怪人などなど...全く内装が想像できない部屋名がずらりと並んでいます。ベッドルームとかもはやただの嘘じゃん。調べましたがチェーンではなくここにしかないカラオケみたいですね。でも確かに言われてみるとカラオケって101号室とか味気ない部屋名してますもんね。ここなら全部屋制覇したくてリピーターになっちゃうかも。見れば見るほど味が出てくるカラオケでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7.

 

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すごい名前の公園を見つけました。

八か村落とし(はっかそんおとし)ファミリー公園です。ファミリーを後ろにつけることで前半のインパクトを薄めようとしているのかもしれませんが、かえってカオスな感じになっちゃってる気がします。八か村落としという名前の由来は江戸時代に遡ります。かつてこのあたりは新田地帯が広がっており、先ほど少し触れた葛西用水から分水した水路が流れていました。そしてここにあった八つの村の地域を通っていたことからその水路は八か村落堀と呼ばれていたそうです。これも川に囲まれた葛飾区ならではの名前といったところでしょうか。東京写真10選ではたびたび地名の由来を取り上げていますが、ここまで気になった地名は初めてかもしれません。やっぱりこういう偶然の衝撃的な出会いは散歩の醍醐味ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

8.

 

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東京武道館に来ました。

綾瀬駅の近くにある武道館です。武道館というとどうしても九段下の日本武道館が浮かんでしまいますが、実は全国に武道館と呼ばれる施設はたくさんあり、その名の通り武道を行う施設を指します。とはいえ都内に武道館と名の付く施設は日本武道館とこの東京武道館しかないのでそういった意味では貴重な施設ですね。先週の千駄ヶ谷東京体育館に続く体育施設です。この東京武道館の特徴はなんと言ってもその見た目でしょうか。菱形が密集するような独特な外観は六角鬼丈氏の設計によるものです。「武道の殿堂」という二つ名の名に相応しい荘厳なつくりのもとで、今日も多くの武道が行われています。

 

 

 

 

 

 

 

 

9.

 

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綾瀬駅前商店街のサンアヤセに来ました。

綾瀬駅常磐線東京メトロ千代田線が共同で使用している駅のため、メトロが通りますが構造は地上駅です。駅の高架に沿って商店街が広がる景色は、他の常磐線の駅前の光景とは大きく異なり綾瀬駅独自のものとなっています。1993年に完成したアーケードはメルヘンロードサンアヤセの愛称が付いています。駅を降りた瞬間から商店街なのは暮らす人にとってはありがたいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

10.

 

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最後は綾瀬駅の構内からお届けしましょう。

綾瀬駅には世にも珍しい0番線というホームがあります。都内にはここと京成日暮里駅にしかない0番線ですが、綾瀬駅のここは千代田線北綾瀬支線が止まるホームとなっています。北綾瀬支線は綾瀬駅北綾瀬駅の二駅だけを繋ぐ路線です。千代田線の開業時、北綾瀬駅という駅はありませんでした。当時の千代田線の終点は綾瀬駅で、その奥に車両基地がありました。しかし車両基地ができたことでその周辺住民の需要が増し、後から北綾瀬への支線が作られました。すでに綾瀬駅に1〜4番線があったことに加え、1番線の隅に作られたホームだったことから0番線と名付けられ今に至ります。しかし北綾瀬駅では千代田線が支線ではなく直通で北綾瀬駅に行けるようにホームの延伸工事が進められている真っ最中です。つまりこれは北綾瀬支線も綾瀬駅の1番線のホームで事足りるようになってしまうことを意味し、0番線の消滅の危機となっているのです。利便さ向上のため消えゆく0番線を目に焼き付けたい方は早めに綾瀬駅を訪れておくことをお勧めします。

 

 

 

 

 

 

 

ということで亀有と綾瀬の街をお届けしました。

来週はあの問屋街を歩きます。お楽しみに。

 

 

 

 

 

 

おわり