東京日記

東京の気になったものについて書いてます。『東京写真10選』毎週月曜21時から更新中。

東京写真10選その92(千駄ヶ谷・国立競技場編)

こんばんは一流です。今日は来年のオリンピックに向けて急ピッチで整備が進められている国立競技場周辺を歩いてみました。

 

 

 

 

新国立競技場の最寄駅でもある千駄ヶ谷駅にやってきました。東京オリンピックに向けて整備が進んでいる他の各施設の最寄駅でもあり、現在も駅周辺は工事の真っ只中です。都営大江戸線国立競技場駅もすぐ近くにありますが、こちらは駅の出口のすぐそばまで工事現場となっており立ち入りができません。新宿や渋谷エリアがすぐそばにありながら、新宿御苑神宮外苑などの緑が多かったり、国立競技場や東京体育館などの大型の施設が多かったり独自の街並みが広がるこのエリアを歩いて気になったものを写真10枚にまとめてみましたのでぜひご覧ください。

 

 

 

 

 

 

1.

 

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まずは千駄ヶ谷駅を降りて目の前にある東京体育館からです。

といっても工事中であまり見えません。東京オリンピックに向けここも改修の真っ最中でした。普段であればここから敷地内を抜けて国立競技場の方まで歩くことができます。東京体育館は1964年の東京オリンピックだけでなくその前の1958年のアジア大会でも会場として使用された施設です。槇文彦氏の設計により1953年に完成して以降、卓球やテニス、バレーボールなど多くの球技の会場として活躍してきました。私も中学生の頃なにかの試合の見学で訪れた記憶があります。来年のオリンピックでは卓球の試合会場となる予定だそうです。生まれ変わる東京体育館に期待しましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2.

 

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国立能楽堂がありました。

ここは独立行政法人日本芸術文化振興会が運営する能楽堂です。1983年に設立され、能舞台はもちろんのこと展示室や図書閲覧室などもあり能に関する様々な資料を備えています。能舞台は627席あり毎日のように様々な公演が行われています。能の文化を後世に残すためには重要な施設と言えます。運営する日本芸術文化振興会文部科学省が所管する機関で、この国立能楽堂以外にも千代田区にある国立劇場国立演芸場、以前初台を歩いた時にご紹介した新国立劇場などの運営も行っています。こう考えると国の文化や伝統を保護・発展させるための施設って結構都内のいろんなところにあるんですね。恥ずかしながら私は能をちゃんと見たことがないので今度この能楽堂の公演にいってみようかと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

3.

 

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将棋会館に来ました。

少し前に藤井聡太七段(当時四段)が対局中に取った出前を撮ろうと報道陣が殺到したのがこの場所ですね。日本将棋連盟の本部がある建物で、多くの公式戦やタイトル戦が行われる場所でもあります。対局室のほかスタジオなども備えており、対局を発信する役割も持っています。まさに将棋の総本山とも言える場所ですが、道場や教室なども建物内に備えており、一般の方でも参加できる教室なども度々開かれています。歴史の詰まった建物ですが、つい先日の棋士総会での話し合いの結果、老朽化が進んでいることから千駄ヶ谷にある他のビルに移設することが決まっています。この建物は売却され原資に充てられるとのことですので、将棋好きの方は今のうちに訪れておくのがよいでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

4.

 

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庚申塔が気になりました。

歩いているとたまに見かける庚申塔。お地蔵様とはちょっと異なり、道教に由来する信仰でその多くが江戸時代に作られたものです。詳しい話は調べるとたくさん出てきますが、ここでは左側の黒い看板で庚申塔についての説明がしっかり書いてありとても親切ですね。この庚申塔が気になったのは立派なお堂がついていることと、よく見るとわらじが奉納されていることです。これには足腰が悪い方が奉納すると快方に向かい、そのままいつまでも無事でいられるようにという願いが込められているそうです。毎週どこかを歩く私にとっては他人事に聞こえませんでしたので、今度わらじを奉納しようかと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

5.

 

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鳩森八幡神社に来ました。

860年に作られたという由緒正しき神社で、世田谷一帯の総鎮守でもあります。その昔ここにあった林にはめでたいことが起きる前兆と言われる瑞雲が現れるとされていました。そこで村人が訪れてみると林の中から白い鳩がたくさん飛び立ったという言い伝えがそのまま神社の名前になっています。境内には富士山を模した立派な富士塚が作られています。富士塚自体は多くの神社にあるものですが、ここの富士塚は現存する都内最古のものとも言われており、都の有形民俗文化財にもなっています。写真にも写ってますが、ちょうど歩いた時は盆踊りの時期とあって準備が進められていました。地域との繋がりを感じさせる一面も見ることもできてよかったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

6.

 

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このガードレール良くないですか?

一人ぼっちで健気に頑張ってる姿に胸を打たれてしまいました。かわいいなこいつ。事故防止という観点で見ると役に立っているかは少し疑問ですが...。奥にある店内に車が突っ込むのをピンポイントで防止しているってことかもしれません。とりあえず応援したくなりました。頑張れ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7.

 

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ホープ軒です。

ド派手な黄色がトレードマークのこちらのお店は背脂系ラーメンの元祖と言われるホープ軒です。社長である牛久保英昭さんは今もなお厨房に立ち続けています。吉祥寺に本店を構えるホープ軒本舗から屋台貸しされた牛久保さんが赤羽や新橋を屋台一つで転々とし最終的にたどり着いたのがこの千駄ヶ谷の地でした。1975年に開店すると当初はタクシーの運転手の利用客が多く、その名残で今も1Fは立ち食いスタイルを残しています。同じく背脂コッテリ系で知られる弁慶の店主ももともとここで働いていたそうで、まさに背脂系の元祖とも言えます。神宮球場で野球を観た帰りなんかに訪れる人も多いようで千駄ヶ谷に欠かせない一店と言えそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

8.

 

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明治神宮外苑アイススケート場に来ました。

明治神宮外苑にあるスケートリンクです。都心にある貴重なスケートリンクとあって、毎日多くの人で賑わっています。世界大会規格のリンクは初心者からプロを目指すスケーターまで1年中練習することができます。通常の利用のほかスクールや個人レッスンなども行なっています。近年のフィギュアスケートの人気もあって小さい子供の姿も多く見られますね。私も何回か訪れたことがありますが、大人が転びながらようやく滑っているところ、その横を小さい子供がスイスイと滑ってジャンプまでしているのを見るとちょっと自分が情けなくなってきます...。未来に向けて輝く才能を間近で見れるという点だけでも行く価値はある場所だと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

9.

 

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オリンピックを見つけました。

右側にあるのはおなじみオリンピックの五輪マークですね。すでにオブジェまで作られているとは、東京オリンピックがすぐ目の前まで来ていることを実感させられます。そしてこの写真で見逃していけないのは左側にある銅像の方です。こちらはピエール・ド・クーベルタン男爵です。近代オリンピックの父とも言われ、歴史書のオリュンピアの祭典に感銘を受けたことから1892年のルネッサンスオリンピアの演説中に近代オリンピックの開催を提唱し、国際オリンピック委員会を立ち上げると4年後には第一回大会である1896年のアテネオリンピックを実現させた人物です。彼がいなければオリンピックは無かったといっても全く過言ではないほどの人物です。「オリンピックは勝つことではなく参加することにこそ意義がある」という有名な言葉を残したとされますがこれは正しくは彼が言った言葉ではないそう。とは言えそうした理念のもとに尽力された人物であることには変わりないので、来年のオリンピックも彼の遺志を継ぎ立派な大会になってほしいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

10.

 

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ということで最後は新国立競技場です。

なんだかんだありましたが、オリンピック1年を前にしてもう外装はほぼ完成しているように見えます。完全な完成は2019年11月らしいのでもう少しですね。もともとここにあった国立競技場は多くのスポーツ大会やコンサートなどに使われていましたが、1958年に開場したことで老朽化の問題が叫ばれていました。そこで建て替えが検討され始めたのが2010年前後のこと。そこからデザインの変更やら工期、工費の変更やらでもめにもめていましたが結局2016年の12月から着工され今に至ります。色々ありましたがここまで作られている以上はもう完成後の姿やそれに伴う新たな東京の景観を楽しみにするしかないですね。いずれにせよ1年後、ここが世界で最も盛り上がり注目される場所であることは間違いないので楽しみにしながら気長に待ちたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ということで千駄ヶ谷・国立競技場周辺をご紹介しました。

来週はあの漫画の舞台として有名なあの街に訪れます。お楽しみに。

 

 

 

 

 

 

おわり