東京日記

東京の気になったものについて書いてます。『東京写真10選』毎週月曜21時から更新中。

東京写真10選その70(麻布十番・赤羽橋編)

みなさんこんばんは。一流です。今日は麻布十番と赤羽橋の街を歩いて気になったものを写真10枚でご紹介していきます。70回目です。

 

 

 

 

 

アザブジュバーンと言うとフランス語っぽく聞こえる街こと麻布十番の登場です。個人的には昔通っていた学校の近くということもあり、ある程度馴染みのあるエリアです。麻布十番はいわゆる西麻布とはまた違った色を持つ麻布で、昔ながらの良さと最新のオシャレがうまく融合している地域です。もともと麻布駅となる予定でしたが十番がつきました。この十番が何の数字であるかは諸説ありはっきりしないそうです。東京メトロ南北線都営大江戸線麻布十番駅大江戸線の隣駅である赤羽橋駅あたりをふらりと歩いて気になったものを写真10枚でまとめましたのでご紹介していきます。

 

 

 

 

 

 

1.

 

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まずは麻布十番の名物が気になります。

こちらのたい焼き屋浪花家総本店は、麻布十番に来たらまずチェックしておきたいたい焼き屋さんです。駅前に広がる麻布十番商店街は300年以上の歴史を持ち、昔ながらの和菓子屋なども多く揃っています。特に有名なのがこちらのたい焼き屋で、ここはたい焼きを最初に作り出した元祖の店と言われています。1909年に創業したこのお店では初代の神戸清次郎氏が初めは今川焼きを売っていたといいます。しかし売れ行きが伸びず、工夫を重ね亀の形をしたかめ焼きという商品を作り出します。しかしこれまた売れず最後に「めでたい」にちなみ鯛の形をしたたい焼きを売り出したところ大ヒットしその後全国に広まっていきました。現在でもその人気は健在で長い時では1時間待ちのこともあるのだとか。さすがは元祖のお店。麻布十番の顔の座を今日も守っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2.

 

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十番稲荷神社に来ました。

古くよりここの地域にあった末広神社と竹長稲荷神社が戦災により焼失したため合併して生まれた新しい神社がこの十番稲荷神社です。この神社にはカエルの像がまつられているのですがこれにはある伝説が。江戸時代の1821年のこと、この麻布一帯を焼き尽くす火事がありました。しかし山崎主税之介の屋敷だけが焼けることなく残りました。これは山崎家の池にいた大カエルが水を吹き付け火を消したからだと言われています。山崎家はたちまちお守りのお札を求める人で溢れかえるようになり、末広神社がその役目を代行するようになったそうです。現在でもこの大カエルがいたというがま池の一部ら麻布のマンションの敷地に残されています。昔のブラタモリで確かこの話をやっていましたね。

 

 

 

 

 

 

 

 

3.

 

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赤い靴のきみちゃんの像がありました。

野口雨情の童謡「赤い靴」で異人さんに連れられていってしまう少女であるきみちゃんの像がこちらです。明治時代に実在したこの女の子は岩崎きみと言い、家族の事情でアメリカ人宣教師に養子として出されアメリカに渡った...とされていました。「赤い靴」の歌詞でもそのように歌われています。しかし実際はアメリカ人宣教師に養子に出された後にきみちゃんは結核を患ってしまいアメリカに渡ることができませんでした。その後この麻布にあった孤児院に引き取られ9年の生涯を終えたと言います。「赤い靴」は野口雨情がきみちゃんの母親である岩崎かよと親交を持った際に作られたとされていますが、実の母親であるかよはきみちゃんが病気のため渡米できなかったことを最後まで知らず、アメリカに渡り元気に暮らしているものだと信じていたと言います。きみちゃんに関する話には諸説あるようですが概要はだいたいこんな感じです。実の母にも養父母にも看取られず最期を迎えたきみちゃんは麻布の地をどんな思いで見つめているのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4.

 

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一の橋に来ました。

なんてシンプルな名前。ちなみにこの近くには二の橋、三の橋という橋もあります。更に「新一の橋」という橋まであります。なんだ新って。それなら四の橋とかでいいだろって感じですがなぜかこの辺りの橋はやや適当な名前が目立ちます。首都高を乗りこなす方なら聞き覚えがあると思いますが一の橋の上は一の橋ジャンクションという難所があります。合流が難しいとされている箇所なのでここで乗り降りする予定のある人は気をつけましょう。 

 

 

 

 

 

 

 

 

5.

 

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麻布十番駅を降りるといきなりインパクトのあるモニュメントが目に入ります。

麻布十番の商店街には微笑みをテーマにした12のモニュメントが設置されています。そのうちの一つがこの「父と子」というモニュメントです。これはジンバブエ大使館の協力のもと製作されたもので他のモニュメントも全て様々な国の大使館によって作られています。麻布十番周辺は大使館が集中しているエリアでもあり外国人の方も多く見られます。それぞれの国の特色が出ているモニュメントも商店街の見所なので見逃さないようにしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

6.

 

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東京アメリカンクラブに来ました。

日本在留中のアメリカ人向けの会員制のクラブです。中には高級レストランや結婚式場、プールやボウリング場など充実したあらゆる施設が備わっています。1928年に設立された長い歴史を持ち、現在では日本人とアメリカ人を中心として5000名近い会員がいます。その中には芸能人や有名スポーツ選手の名前もあるのだとか。中の施設を利用するには会員になるか会員の方と一緒に利用するしかありません。誰か会員の人と知り合いたいものです。会員になるためには会員3人以上の推薦を受けた上で審議会の英語の面接をクリアしなければならないそうで夢のまた夢ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

7.

 

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実に歩きたくなる坂を見つけました。

その名の通り夜は真っ暗になる暗闇坂です。坂の途中にはオーストリア大使館があります。かなり急勾配なうえ大きくカーブを描いているので先があまり見えません。街灯のない昔を考えるとまさに暗闇坂だったことが伺えます。坂を登ったところには大きな一本松があり、暗闇坂以外にも3つの坂のちょうど頂点に位置しています。この一本松は何度か植え替えられていますが元々は江戸時代からあったらしく、昔から坂を登りきったランドマークとして捉えられていたようです。ちなみにこの暗闇坂はバンド、はっぴいえんど暗闇坂むささび変化という曲で歌われています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8.

 

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つづきスタジオに来ました。

ドラマとか映画の続編しか撮らないスタジオ...という訳ではなくダンススタジオです。大きなフロアと充実した設備が特徴ですが、実はこのスタジオはジャニーズ事務所の子会社なんです。写真にKing & Princeのポスターが見えますが、実際にこのスタジオはジャニーズJr.などがダンスのリハーサルで使用していることがよくあるそうです。そのため裏口では出待ちしているファンを見かけることもできます。ジャニーズ事務所本社も六本木あたりにあることを考えるとちょうどいい立地なんでしょうね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9.

 

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古川が見えます。

首都高の下を流れる古川は渋谷駅近くを流れる渋谷川と同じ川です。途中から呼び名が変わり、麻布あたりでは古川と呼ばれるようになります。渋谷では最近この渋谷川との共生をテーマとして渋谷ストリームが作られましたね。麻布十番と赤羽橋の間のこのエリアでは古川を挟んでだいぶ街の雰囲気が変わります。東京タワーがある側はいわゆる麻布っぽい街が広がっているのですが、三田側に渡ると急に昔ながらの住宅街が広がっていてタイムスリップした気分になります。かつて麻布は大江戸線の開通で麻布十番駅ができるまで駅がなく陸の孤島のような場所でした。西麻布などに隠れ家のお店が多いのはその名残です。ここはそんな麻布に昔から住んでいた人たちの住宅街で開発された麻布の街とは無縁の閑静な一画が広がります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10.

 

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赤羽橋に来ました。

東京タワーの最寄駅でもある赤羽橋駅を降りるとすぐ見えてきます。赤羽橋の横断歩道の中央からはちょうど綺麗に東京タワーが見えるので立ち止まって写真を撮る人も多いですね。赤羽橋は江戸時代からあった古い橋でかつてはこの近くの古川は赤羽根川とも呼ばれていたそうです。この辺りに赤土を使って土器を作る職人が多く住んでいたことから赤土を意味する赤埴(あかはに)が転じて赤羽橋と呼ばれるようになったのだとか。この語源は北区の赤羽と重なりますが、たまたま被っているだけなのでこの2つの土地に直接的関係はありません。そこそこ離れているので待ち合わせ場所を間違えることのないように気をつけましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

ということで70番目の街麻布十番をお送りしました。

次回はあのタワーのお膝元の街を歩きます。お楽しみに。

 

 

 

 

おわり