東京日記

東京の気になったものについて書いてます。『東京写真10選』毎週月曜21時から更新中。

東京写真10選その63(歌舞伎町編)

こんばんは一流です。大晦日ですね。2018年も大変お世話になりました。今年最後に歩く街は不夜城、歌舞伎町です。この記事を読んで今年を締めましょう。

 

 

 

 

 大晦日です。本年も皆様本当にお世話になりました。

今年の1月22日に思いつきでこの東京写真10選という企画を毎週更新にしました。

その時はせいぜい数週間持てばいい方だと考えていましたが、なんとなんと2018年一回も休まず毎週更新を達成することができました。大晦日まで更新しちゃうなんて自分でも驚きです。

これもひとえに読者の皆様の御心添えあってのことだと実感しております。本当にありがとうございます。まだこの企画はしばらく続けていくつもりなので来年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

さて2018年最後にお送りする街は歌舞伎町です。以前その25で新宿駅周辺を歩きましたが、新宿という街は気になるものが多すぎてとても1回で全てをご紹介できるところではありません。今回は東洋一の歓楽街と呼ばれる歌舞伎町のあたりにフォーカスをあてて散歩してみました。まあはっきり言ってあまりいいイメージを持たれていないエリアではあります。私の友達もここで16万円ボッタクられてました。しかしいざ歩いてみると様々な魅力に気づくことができます。夜の歌舞伎町を歩いて見つけた気になるものを写真10枚で見つけましたのでぜひご覧ください。2018年最後の10枚です。

 

 

 

 

 

1.

 

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まずは歌舞伎町で一番有名なネオンからご紹介です。

ここまでシンプルでわかりやすいネオンが許されるような街は歌舞伎町しかありません。デカデカと輝く「I LOVE 歌舞伎町」の前では観光客をはじめ多くの人が記念写真を撮っています。ここはハヤシビルという飲み屋やバーの入る複合ビルで、このネオンは興和サインという看板製作の会社が製作したものです。戦前や戦後の歌舞伎町の都市設計を担当した当時の東京都建設局長、石川栄耀の思想を受け継ぎ、雑多ながらも閉鎖的な歌舞伎町の街にそのエネルギッシュさを表現するランドマークとして作られたそうです。2015年には日本空間デザイン賞も受賞しており、まさに名実ともに歌舞伎町の顔となりつつあります。

 

 

 

 

 

 

 

2.

 

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これまた歌舞伎町の象徴、ロボットレストランです。

規格外のインパクトをひっさげ歌舞伎町に開店してからもうすぐ7年になります。昔はよくこの辺りでロボットを乗せた宣伝トラックが走ってましたけど最近あんまり見かけない気がします。名前は知っているけど行ったことはないという方が大半と思われるこちらの店舗ですが、外国人観光客にはかなりの人気スポットとなっています。店内はレストランというよりはショースペースといったような感じ。ド派手な色彩輝く店内でロボットとダンサーが様々なパフォーマンスを行い客を湧かしています。気になる総工費はなんと100億円。内装やパフォーマンスもどんどん進化を遂げており、それに伴い入場料も開店当時の4000円から8000円へとぐんぐん上がっています。1度は訪れてみたい異世界空間ですが、いかんせん一緒に行く人を選びますねここは...。

 

 

 

 

 

 

 

3.

 

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最近の歌舞伎町の話題スポット2つです。

共に2017年にオープンし歌舞伎町に新しい旋風を巻き起こしているVRゾーンと東京ミステリーサーカスです。私も今年両方の施設で遊んできましたが、どれも新鮮で面白かったですね。歌舞伎町もだんだんこうした家族連れでも行けるスポットが増えてきた気がします。VRゾーンでは様々なゲームを舞台とした本格的なVRを体験することができます。東京ミステリーサーカスはリアル脱出ゲームをメインとした施設でこちらもまた色々なタイプの脱出ゲームを体験することができます。こういった新しいエンタメ施設が歌舞伎町に出来ている最近の流れは面白いですね。歌舞伎町はかつてその名の通り歌舞伎の演舞場を元に戦後の焼け野原から復興しようと計画された歴史があります。詳しい話は次の写真でお話ししますが、人の集まる芸能やエンタメ施設がある限り、この街は終わりなく進化し続けていくのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

4.

 

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そんなVRゾーンの目の前にあるシネシティ広場にある碑が気になります。

歌舞伎町建設記念碑と書かれています。ここは先述した東京都建設局長の石川栄耀によって計画的に作られた広場ですが、そしてその石川に開発の助言を行ったのが鈴木喜兵衛という人物です。石碑には鈴木の名前が刻まれています。歌舞伎町は戦後焼け野原だった場所を計画的に作り変えた繁華街です。このような広場やミラノ座などを中心とした多くの人が楽しめる健康的な繁華街を目指していた鈴木と石川ですが、歌舞伎町はその思惑とは別の危険な方向に進化の軌跡を描いていきます。2003年に当時の石原慎太郎知事が歌舞伎町浄化作戦を訴えたりしたあたりから徐々に歌舞伎町はようやく石川と鈴木が本来目指していた大衆娯楽の地へと変わりつつあります。この広場はみんなで楽しく交流できるよう設計された歌舞伎町本来の姿の一部なのです。

 

 

 

 

 

 

 

5.

 

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そんな歌舞伎町で健康的に遊べる施設といえばここも思い浮かびます。

歌舞伎町のちょっと奥まったところにあるバッティングセンターです。20球300円でバッティングを楽しむことができます。バッティングセンターって意外と都心になかったりするのでこの立地は結構貴重ですね。ここはオスロというバッティングセンターですが、歌舞伎町にはこの近くにもう一つバッティングセンターがあります。いずれも周りはホストクラブやらラブホテルやらが立ち並んでますが、バッティングセンター自体は至って普通の施設で、サラリーマンや学生などが楽しむ姿も多く見られます。

 

 

 

 

 

 

 

6.

 

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新宿区立大久保公園に来ました。

公園という割には遊具も何もないただの広いスペースだけの土地です。が、先ほどのシネシティ同様にそういったスペースこそ歌舞伎町には必要なんです。一応バスケットボールのコートとフットサルコートが1面ずつ用意されていますが、イベントスペースとして使われていることがほとんどのように感じます。別名をシアターパークともいい、その名の通りコンサートやお笑いのライブ会場となることもあれば、出店が並ぶお祭りのような雰囲気になっていることも。しかし歌舞伎町という土地柄から公園の開演時間は今の季節は18時までという超健康的な時間設定になっています。こんなスペース夜も解放してたらあんな事やこんな事に使われそうですもんね...。ここがずっと解放されるような時が来れば歌舞伎町浄化作戦は完了したと言っても良さそうです。

 

 

 

 

 

 

 

7.

 

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新宿バティオスに来ました。

先ほどお笑いのライブという話が出たので紹介しておきます。ここは歌舞伎町でも有名なお笑いライブ劇場で、毎日のようにお笑い芸人による漫才やコント、大喜利大会が開かれています。キャパは100人ほどの小さな劇場ですが、まだテレビには出ていないながらも面白い芸人さんたちが日夜ライブを披露しています。私もお笑い好きなのでよく訪れるんですが、毎回笑い疲れてこのドアから帰ってます。数年前ここで見ていた芸人さんが最近はテレビで大活躍なんてこともよくあります。まさに登竜門的な劇場ですね。歌舞伎町にはここの他にもハイジアV-1などの小規模のお笑い劇場が多く、意外とお笑いの街としての一面も持っています。ルミネtheよしもとだけじゃない新宿のお笑いを一度体験してみるのも楽しいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

8.

 

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新宿Loftに来ました。

歌舞伎町にはお笑いだけでなく音楽の街としての一面もあります。ここ新宿Loftは歌舞伎町で30年以上の歴史をもつキャパ500人ほどのライブハウスです。バンド、アイドル、DJなどあらゆる音楽イベントを連日行っています。以前下北沢を歩いた時ご紹介した下北沢SHELTERの母体みたいなライブハウスですね。歌舞伎町にはライブハウスが非常に多く、ここ以外にもBLAZE、MARZ、Motion、Marbleなどなど100〜800人規模のライブハウスが乱立しています。先ほどのお笑いといい芸能の街として作られた歴史を考えると当然のことなのかもしれませんね。特にこの新宿Loftはバースペースも兼ね備えており色々な楽しみ方ができるハコです。私が東京で一番好きなライブハウスですね。

 

 

 

 

 

 

 

9.

 

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風林会館に来ました。

1967年にできた風林会館は現在は大人向けのクラブやラウンジが入っています。風林会館の話をするには歌舞伎町の過去を遡る必要があります。戦後の歌舞伎町が再建されていく最中、いち早く出店を行ったのが林以文を始めとする台湾華僑の方々でした。彼らは古くより歌舞伎町の裏の世界で台湾のコミュニティを作っていました。1980年代に台頭した台湾マフィアは中国のマフィアとの抗争を度々繰り広げており、この風林会館にあるパリジェンヌという喫茶店では3回もの発砲事件が起きたと言います。店は当時からはリニューアルされていますが、現在でも営業を続けています。この辺りの話は書き始めるとキリがないので割愛しますが、以前はこのエリアはそのくらい危ない場所でした。それに比べると現在の歌舞伎町はだいぶ安全を感じられる街に変わっていることが実感できます。

 

 

 

 

 

 

10.

 

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2018年最後の一枚です。

別に歌舞伎町ならではの写真じゃないんですけどかっこよかったので撮ってしまいました。「TOKYO IS YOURS」というこちらの落書き、もといグラフィティ。新宿や渋谷を中心にいろんなところで見かけることができます。

東京はあなたのもの...。この言葉を見てなんだかグッときました。この一年東京を歩き回ってきてようやくこの街のことが少しずつわかってきました。100人いれば100通りの過ごし方があるこの街で、自分だけの景色を見つけることが出来はじめた気がします。これからもまだ見ぬ景色を追い求めて東京を彷徨い続けたいと思います。自分だけの東京を見つけるためにこれからも頑張ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いい感じで締めることが出来ました。

2018年は本当に皆様にお世話になりました。いつも読んでいただきありがとうございます。

やるやる詐欺になってますが、来年はこれ以外の企画も本格的にスタートさせる予定ですので気長にお待ちください。

 

では来年もよろしくお願いいたします。また来週お会いしましょう。

 

 

 

 

 

おわり