東京日記

東京の気になったものについて書いてます。『東京写真10選』全100編公開中

東京写真10選その41(お台場・東京テレポート編)

こんばんは一流です。今夜は夏にふさわしいお台場の街を散策して気になったものを写真10枚で紹介します。平成最後の夏も歩くぞ。

 

 

 

 

メチャクチャ暑いですね最近。散歩好きの私もこの季節はさすがに外出をためらいます。こんな炎天下のなかフラフラ歩いていると命に関わりますのでみなさんも散歩のし過ぎで倒れることのないよう気をつけましょう。なお、こんな事もあろうかと猛暑が来る前にいくつかの街を歩き貯めておいたのでなんとか更新は続けられそうです。

 

さて久々の臨海エリアからはお台場が登場です。夏に家族連れで賑わう東京随一のアミューズメントスポットであるお台場。その歴史は江戸幕府が黒船来航に備え砲台置き場を設置したことに由来します。1996年に行われる予定であった世界都市博覧会のために開発が進められ、その中止が決まった後も続々と商業施設やアミューズメントスポットが誕生し現在の姿に至っています。現在ではゆりかもめ台場駅お台場海浜公園駅りんかい線東京テレポート駅などが最寄りとなるこのエリア。観光・行楽地としての側面が強いですが、よくよく見てみるとこの街にも気になるものがたくさんあります。そんなお台場で見つけた気になるものを写真10枚でご紹介していきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

1.

 

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まずは誰もが認めるお台場の象徴、フジテレビ本社ビルをご紹介します。

もはや知らない人はいないと言っていいこの建物ですが、改めて見るとメチャクチャな建築物ということがよくわかります。かの丹下健三が手がけたこの建物は、その特徴的な見た目だけでなく様々な工夫が凝らされていることでも知られています。例えば建物の縦横比は16:9とテレビの画面と同じ比率となっており、夜になるとライトアップされまるでテレビ画面そのもののように様々な表情を見せます。目立つ球体部分は展望台になっているのですが、個人的にはこの球体部分が少し中心からズレているところがデザイン的に素晴らしいと思います。都内にある主要キー局の本社の中でも一般の方が入れるエリアが最も多く、休日は家族連れなどで賑わっています。

 

 

 

 

 

 

2.

 

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お台場の象徴その2、ガンダムの登場です。

すっかりお台場の顔となったガンダムですが、実物大の立像がこの地に立ったのは2012年のこと。始めはいわゆるファーストガンダムと呼ばれるRX-78ガンダムが設置されていましたが、2017年の秋から現在のユニコーンガンダムにリニューアルされました。私もそこそこガンダム好きなのでこのリニューアルはけっこう嬉しかったですね。このユニコーンガンダム、ぱっと見は全身真っ白に一本角とガンダムらしくない見た目と思われる方も多いかもしれません。しかし原作同様に変形・発光することで皆さんのよく知るガンダムっぽい見た目に変化します。興味を持たれた方は原作も見てみるとなおこの立像の凄さに気づけると思います。

 

 

 

 

 

 

 

3.

 

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お台場の象徴その3、自由の女神です。

しれっとお台場に溶け込んでいてあまりみんな気にしていない自由の女神像ですが、改めて考えるとなんでここにあるのか非常に気になります。本家の自由の女神はご存知ニューヨークにありますが、あれはアメリカ独立100周年を記念してフランスから送られたもの。お台場のこちらは行楽地用に作られたただの偽物...と思いきや、なんとフランスの鋳造所で作られたフランス政府公認の精巧なレプリカであるとのことです。かつてフランスとの交流を記念したプロジェクトの一環であるとのことでちゃんと由来も由緒もしっかりしている像でした。

 

 

 

 

 

 

 

4.

 

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自由といえばこちらのオブジェを目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

こちらのオブジェの名前は「自由の炎」。高さは27mにもなりお台場の自由の女神像よりも巨大です。広場のど真ん中にそびえるこちらのオブジェですが、これも由来はナポレオンの勝利の象徴ということらしく、フランスとの交流を記念して作られたものです。お台場はフランスとのつながりが多いんですね。現在パリにも同名の像がありますがデザインが大きく異なっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

5.

 

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オブジェシリーズはこれで最後にします。

フジテレビの近くにあるこちらの像。これもよく見ると不思議な形をしています。こちらは美神の門というオブジェ。杉山惣二氏の作品で美神とはヴィーナスのことを指しているそうです。お台場のこのシンボルプロムナード公園付近はこのようにオブジェが多く点在しています。東京湾とも相まって、都内の他の場所ではなかなか見られない光景がどこを見ても広がっていますね。

 

 

 

 

 

 

 

6.

 

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MEGAWEB ヒストリーガレージに来ました。

MEGAWEBはトヨタ自動車が運営する展示ショールームです。ショウケースのフロアでは最新のトヨタ車の展示や試運転などが行われていますが、このヒストリーガレージでは往年の名車と当時の街並みを再現したフロアが広がっています。特に1960年代の東京をテーマとしたエリアでは激動の当時を代表する車や生活が再現されています。車に興味がなくとも高度経済成長の真っ只中の東京の雰囲気を知る貴重な場所として様々な楽しみ方ができると思います。別にトヨタさんのPR記事ではないですが、興味のある方はぜひ訪れてみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7.

 

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そんなMEGA WEBヒストリーガレージの前にある橋に来ました。

出会い橋という何ともロマンチックな名前をしています。ダイバーシティヴィーナスフォートを繋ぐ橋として休日は特に賑わいを見せます。橋の上からはお台場っぽい風景が一望でき眺めもいいスポットです。ほんとはこの橋の名前の由来を辿ってドラマチックな話でまとめようかと思ったんですが、調べても全然由来が出てこないので諦めます。ちなみに私はこの橋の上で大泣きしながら別れ話を電話でしている女性と出会いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

8.

 

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サーカスのテントがありました。

CMでも見かけるダイハツ キュリオスの公演が行われているテントです。この写真を撮った頃は公演の真っ只中だったんですが、現在東京公演は終了し大阪公演がスタートしています。サーカスのテントが張られてる光景ってアニメやゲームなんかではよくありますけど実際に見てみる機会って改めて考えるとほとんどないですよね。お台場には広大なスペースも多くこのような土地の使われ方もよく行われています。今度東京に来た時は見てみようかと思います、サーカス。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9.

 

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ダイバーシティ内のバーチャルリンクという店です。

前を通るたびに気になっているんですが未だに入れていないお店です。ここはVRを体験できるアミューズメント施設です。店の中に卵型のシートがあるのがわかるでしょうか。このシートに座りVRマスクを付けることで宇宙空間でミッションをクリアしていくVR体験ができるそうです。面白そう。個人的にはこのシートを最初に見たときにコナンの映画でこういうのあったなっていう懐かしい気持ちでいっぱいになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10.

 

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最後はザ・お台場って感じの一枚です。

海と砂浜と強い日差し...夏ですね。まさにお台場らしい写真ですが、ただお台場っぽい写真を撮ったわけではありません。注目はレインボーブリッジ周辺にある島です。東京湾に浮かぶ第六台場という島はお台場の歴史に深く関わっている場所です。そもそも台場とは船を迎え撃つための大砲置き場のことを指します。ペリーが来航した際に江戸幕府が黒船を迎え撃とうとこの地に築いた大砲置き場が現在のお台場の由来となっています。現在姿を残しているのは第三台場と第六台場だけです。このうち第三台場はこの砂浜と地続きになっているため足を踏み入れることができますが、第六台場は完全な島になっており一般人は立ち入ることができません。現在は野鳥の楽園になっているらしいです。東京湾に禁足地の無人島がある...というとなんかワクワクしますね。歴史的にも面白いものがたくさんありそうですがいつか足を踏み入れる機会が訪れるのを待ちましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ということでお台場を冒険して来ました。

次は42回ってことでそれっぽい地名のあの場所を歩きます。お楽しみに。

 

 

 

 

 

 

おわり