東京日記

東京の気になったものについて書いてます。『東京写真10選』全100編公開中

東京写真10選その6(板橋・下板橋編)

こんにちは一流です。

今回も写真10枚で東京各地を紹介する名物企画張り切っていきたいと思います。

タイトルを見てみなさんお気づきかもしれませんが今回は地味回です。

 

 

 

板橋駅といえば埼京線で池袋の隣の駅であり、板橋区内唯一のJR駅ですが、その割にはあまり特筆すべきものがありません。板橋区民の方は都営三田線を使う方が多いようですね。

実際写真10枚を手に入れるのに今までで一番時間がかかりました。

しかしこういう街にこそ普段ない発見があるものです。頑張って集めた10枚をご覧ください。

 

 

 

 

1.

 

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「薬 トマト」の看板です。

薬とトマトを売ってる異種抱き合わせタイプの店かと思ったら「トマト」という名前の薬屋さんでした。薬屋の店名が野菜なことあります?凝り固まったありきたりな名前ではなくこういう柔軟な発想をできるようになりたいですね。

 

 

 

 

2.

 

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不動産屋の店頭です。

今の時代に手書きでここまで作り込んでいるのは珍しいですね。間取りの茶色もマジックペンで塗りつぶしているようで非常に味があります。昔ながらの個人がやってる小さい不動産屋というのもだんだん減っている印象がありますが、その地域に昔から根ざしているからこそのお話も聞いてみたいものです。

 

 

 

3.

 

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接骨院の看板です。

最初見たときは完全に獣医さんかと思ったんですが、マジで普通の接骨院のようです。じゃあ犬をセンターに置くな。ここで飼っている犬なのでしょうか。犬の説明は本当に何もなく気になるばかりの病院です。骨折してまだ病院を決め兼ねている方がいたらこちらに通院して犬の真相を確かめてみてください。

 

 

 

4.

 

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とあるマンションの入り口です。

よく見ると柱?の所に「CAT」と書いてあるのが見えます。それも三つとも。

これもまた全く理由が見えてきませんが、とりあえず板橋区民は犬とか猫がやたらと好きなことがわかってきました。なんの脈絡もなく犬や猫を前面に押し出す作りをしている家があったらきっと板橋区民のお家です。(偏見)

 

 

 

5.

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遊具です。五枚目にして早くも息切れを起こしてきました。だって何もないんだもん。

こんなどこにでもあるタイプの遊具を10枚に組み込まなくてはならないのはひとえに私の力量不足であります。さてこのタイプの遊具、たまーに見かけますがあまり子供が遊んでいるところを見たことがありません。決まった遊び方を作らず子供の独創性を伸ばす的な目的があるのかもしれませんが、こんな絡まったイヤホンみたいな見た目ではあまり子供の興味を惹きつけられないのかもしれません。

 

 

 

6.

 

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おい!絶対押すなよ!!!絶対押すなよ!!!お前ら絶対やめろよ!!!本当だからな!!!!!おい!!!押すなって言ってんだろ!!!!やめろ!!!!だから押すなよ!!!!!おい!!!押すなって!!!!!おい!!!お、おい!!!!押すなよ!!!押すなって!!おい!!押すなって..!!押すな..押すなよ....押すな...!おい!おい...おい.....

 

 

 

7.

 

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近藤勇のお墓です。

駅から徒歩1分の好立地にあるお墓にはかつての新撰組局長、近藤勇が眠っています。と言ってもこういう歴史上の人物にはありがちですが全国にもいくつか近藤のお墓はあるようです。板橋は彼が斬首された没地であり、新撰組隊士の永倉新八らによって建立されたものです。近藤一人のためのお墓というよりは新撰組の墓碑という意味合いも強いらしく、土方歳三の名も刻まれています。JRの駅近にもこうした歴史を知ることのできる史跡は意外と多く残されているものですね。

 

 

 

8.

 

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整体屋の看板です。

いらすとやの使い方がすごいですね。真ん中の男女は顔だけいらすとやで体は他の素材とくっつけてるみたいですけどその程度の体なら絶対いらすとやにあるだろ。インナーマッスル整体というあまり聞いたことのない整体を扱うようですが検索してもこの店は出てきませんでした。よくわかりません。

 

 

 

9.

 

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挨拶のポスターです。

まだだいぶ幼い子が書いた絵のようで可愛らしいですが、カット割りには才能を感じます。地上では人間同士が挨拶をしているけれど、同時に実は地下の世界でもアリたちが挨拶を交わしているという絵です。ちょうどど真ん中に横線を引いて地上と地下を分けている構図、そして自分の目の届かない世界でもきっと挨拶は行われているんだろうという着眼点、素晴らしいです。板橋の星になることを期待しています。

 

 

 

10.

 

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板橋で一番パンチの効いてる店です。

何屋なんだかよくわかりません。靴の修理と合鍵がメインのようですが、ここに靴を預けたら知らない機能とかが追加されて戻ってきそうです。看板の『にこにこ修理』というのもよくわかりません。こうした採算度外視の店主の趣味丸出しの店は非常に好きなんですけどなかなか入るのに躊躇いがちです。この壁を乗り越えることがある種大人になるっていうことなんじゃないかって最近感じるようになりました。

 

 

 

 

 

ということで板橋周辺の紹介でした。

次回はもうちょっとオシャレな街に挑戦しようと思います。

終わり