こんばんは一流です。
東京の街を写真10枚で紹介する名物企画第5弾の季節がやって参りました。今回ご紹介するのは新木場・辰巳エリアとなります。
ディズニーに行く時の乗り換えでしか使わないことでお馴染み新木場駅ですが、歩いてみると新たな発見がたくさんありました。その名の通り木の街である新木場駅周辺から今回はスタートしていきます。
では1枚目からどうぞ。
1.
新木場駅を降りるとまずお出迎えしてくれるトーテムポールです。なんでか分からないですけど地方の駅感がすごいですね。左の看板には「木のまち新木場」とあります。『木場』とは名の通り木を置く場所のこと。かつて江戸に海路で運ばれていた材木は隅田川の河口であった現在の東西線木場駅あたりに貯蓄されていましたが、埋め立てられ木場周辺が内陸地となったため新たな河口となったこの新木場が代替地となりました。それ以来この周辺は材木加工の会社が立ち並び、まさに新たな木の街として名に違わぬ発展を見せているようです。
2.
空気中のヤバい濃度を測るヤバい機械です。
新木場駅近くにある夢の島公園の入り口にあるものです。「夢の島」と言うと聞こえはいいですがかつてこの地は東京のゴミ処理場として大量のゴミが埋め立てられていました。火災が起きたりハエが大量に湧いたりとまさに散々なゴミの島だったようですが、最近は整備され、現在の夢の島公園は緑豊かな公園に生まれ変わりました。ただまだ清掃工場は残っており、ヤバい成分が空気中に出ていないかこうして計測を行なっているようです。一見聞こえのいい名前の土地ほど昔はヤバい土地だったという話はよく聞きますがまさにここはその一例と言えるでしょう。
3.
元気です。次行きます。
4.
東京オリンピックに向けたポスターです。
この辺りは東京オリンピックで使われる予定の施設も多く、地域の小学生などが描いたポスターがよく貼られています。これは東京タワーを描いたものですが、高さに注目です。私は長らく恥ずかしながら東京タワーの高さを333mだと思っていたのですが、ちゃんと調べるとこのポスター通り332.6mが正確な高さのようです。小学生の描いたポスターで自分の中の常識を覆されてしまうとはまだまだ勉強不足でした...。
5.
新木場のお隣の街辰巳にやってまいりました。この写真は辰巳国際水泳場です。
野球でいう甲子園、ラグビーでいう花園、吹奏楽でいう普門館といったところでしょうか。辰巳の街の代名詞でもあります。(他にたいしたところがないので)
日本トップクラスの大会が数々行われているこの会場ですが、東京オリンピックではキャパ不足を理由に新たな水泳場が近くに作られる予定ということです。ちなみに近くを歩いただけであのプール独特の塩素の匂いをたっぷり感じることができます。
6.
辰巳国際水泳場の前にある辰巳の森海浜公園の道路です。
とてもいい散歩道ですが、ここを8~9人で横並びに歩くとキムタクのHEROごっこができます。誰か一緒にやりませんか。やりましょう。
7.
辰巳付近の団地にあった遊具です。
魚?でしょうか。無駄が一切ない洗練されたフォルムをしています。奥の馬?もそうですけど機械的で可愛さが全くないところにセンスを感じました。アートっぽい遊具ですね。
8.
再び辰巳の森海浜公園からです。
公園の案内図ですがよく見ると見慣れないカタカナが並んでいます。
ペタンク、シャフルボード、フリーテニス...とあまり聞いたことのないスポーツのコートが並んでいます。名前だけ聞いても全然想像できないですね。
これらのスポーツはみなお年寄りでも楽しめる生涯スポーツであるらしく、この公園ではその普及のため国内でも珍しいこれらのコートを備えて誰でも借りられるようになっています。コートの入り口には各スポーツのルールがしっかり書いてあるので、目新しい体験をしたい方などは挑戦してみると面白そうです。
9.
辰巳駅の出口にある龍のオブジェです。
そもそも辰巳とは干支の「ねーうしとらうーたつみー」の「たつみー」の部分の事です。この辺りは皇居から見て南東(辰巳)の方角にあるため辰巳と呼ばれるようになったそうです。そのため辰である龍のオブジェが飾られているというわけですね。(これとは別で巳である蛇のオブジェもあります。)
龍の頭の部分のオブジェですが、なんだかちょっとのっぺりしているというかいわゆるドラゴン的なスマートさがありません。ぽっちゃり気味で味はありますが正直かっこよくはないですね。これが辰巳のセンスなのでしょうか。もっとかっこいいオブジェはないか探したところいいものを見つけましたので最後はそれをご紹介します。
10.
やっぱり辰巳にはオブジェのセンスが無いようです。
以上10枚でした。
ではまた次回をお楽しみに。